オリーブオイルの健康効果とは

オリーブは地中海地方ではポピュラーな食物なのですが、私たち日本人にもオリーブオイルが浸透してきています。

また、瓶詰めのスタフィドオリーブも見かけますが、お料理に使う習慣はあまりないですね。

オリーブの木ですが実はとても生命力が強いとのこと。

そのため、乾燥や高気温にも耐えて生きる力がある植物のようです。

品種も数百種類もあるとのことです。

オリーブの特徴と言えば糖類と炭水化物が少なく、質が高い植物性脂肪なのです。

また、オリーブには天然の健康成分がたくさん含まれているために昔からスーパーフードとして親しまれていたのです。

オリーブの健康効果を調べてみますと

心疾患リスクを下げる
抗酸化作用
アンチエイジング効果

骨粗鬆症の予防

などがあげられ、素晴らしい自然の恵みに驚かされます。

オリーブに含まれる脂肪分のうち、75%はオレイン酸です。

オレイン酸は血圧を下げ、心疾患のリスクを減少させます。

また、大量の抗酸化物質も含まれているのです。

そして、オリーブだけに含まれると考えられている抗酸化物質のオレウロペインもあるのです。

オレウロペインの働きは体内に入るとLDLコレステロールの酸化を防ぐとのことなのです。

そして、酸化ストレスの低下によりアンチエイジング効果も期待できると・・・

また、複数のフェノール合成物が含まれていることによってストレスへの抵抗力が付き、寿命を延ばしてくれるようです。

さらには、紫外線から肌を守ってくれることも。

特に、女性に嬉しいのは老化による骨粗鬆症の予防があることです。

年を重ねても、骨を健康に保つことができそうですね。

しかし、オリーブオイルといっても、様々な種類のものがあるのです。

オリーブオイルで一番のおすすめはやはりエキストラバージンオリーブオイルなのです。

日本で売られているオリーブオイルには、エクストラバージンオリーブオイルオリーブオイル(ピュア)と記載されているものがありますが

エクストラバージンと名乗れるのは、オリーブの実をしぼっただけのオイルの中でも香りや成分の基準を満たした製品のみなのです。

そのしぼっただけのオイルは、世界基準で品質が良い順に「エクストラバージンオリーブオイル」「バージンオリーブオイル」「オリーブオィルランパンテ」と分けられます。

エクストラバージンは、酸度(油の品質を表す基準のひとつ)も非常に低く、0.8%以下という厳しい基準が定められているとのこと。

本物のオリーブオイルには色んな健康効果が沢山ありますので、是非健康的なパンにつけて召し上がって頂きたいですね。

そして、良質なパンでも糖質ですので血糖値スパイクが起こります。

その対策としても、良質なオリーブオイルをつけることで血糖値スパイクが起こりにくくなるとのこと・・・

毎日パンを食べたい人には本当に嬉しい話ですね!

ひとつ注意して頂きたいのですが・・・

イタリア産のオリーブオイルですが、98%は本物ではないようなのです。

購入する時にはスペインやギリシャ産の製品を選んでくださいね。