買ってはいけない油と体に必要な油の違い

お店に行くと商品棚には沢山のオイルが並んでいますが、

あなたのオイルを選ぶ基準はなんですか?

低価格のオイルはその製造方法が「溶剤抽出法」だと知ってましたか?

つまりこのやり方ですと

原材料からより多くの油を取り出せますが、

蛋白質やミネラルなどの栄養素はなくなり、

更には身体にとって害になるトランス脂肪酸が発生します。

油は本来生鮮食品なのですが、

色んな薬剤や添加物が入れられて

賞味期限の長~い加工食品になっています。

表示も「食用精製加工油脂」と書かれてます。

つまりトランス脂肪酸がいっぱいの死んだ油なのです!

また、何十年も前に「マーガリンはプラスチックだ」と知りました。

その時からマーガリンを買わなくなりました。

しかし、安価な市販のパンやお菓子などの加工食品には

マーガリンがいくらでも使われています。

表示はチェックしますが多い量ではないかと

勝手に納得して買ってしまうことが度々ありました。

でも、それらが積もり積もれば本当に怖い話です。

トランス脂肪酸はとても危険な油なのですが、

酸化しにくいので保存に便利なのです。

そのために、マーガリンをはじめ、スナック菓子、アイスクリーム、ビスケット、ケーキやチョコレート、

ドレッシング、マヨネーズ、カップラーメン、レトルト食品などに使われています。

また、ショートニングは惣菜売り場でカラッと揚がるので揚げ物に使われてます。

私達の見えない所で危険な油を摂らされているのです

また、もうひとつ怖いのは

各国に比べて日本のトランス脂肪酸に対する取り組みが本当に遅れていることです。

アメリカではすでに排除されたようです。

私たちも本気で見えない敵に注意する必要があります。

昔からの格言に「油断大敵」という言葉があるのはご存知でしょう。

身体には本当に良いオイルが必要です

では、体に良くまた料理を美味しくしてくれるオイルを

どのように選んだらいいのでしょうか?

「良質なオイル」は原材料を圧搾して作られているのです。

そのために、わずかしか採れずどうしても高価格になってしまいます。

例えば、揚げ物は高温調理になるのでやはり良い料理法ではないかもしれません。

でも、日本人として「天ぷら」は外せないので、

食べたい時はお惣菜屋さんでは買わず、

家庭で「良質ななたね油」で調理したいですね。

そして、一番の摂り方は手作りドレッシングです。

おすすめはエクストラバージンオリーブオイルに、

バルサミコ酢(ブドウの果汁を煮詰めて樽に入れ何年も寝かせて濃縮したもの)を

たらして天然塩をひとつまみ加えて好みで醤油も少々加えかき混ぜて出来上がり。

簡単で美味しいです!

市販の様々なドレッシングとお別れできそうですね。

また、オイルも特定の物に固執しないで複数の良いオイルを取ってください。

亜麻仁油やえごま油、オリーブオイルは不飽和脂肪酸のため加熱しないでそのままかけてください。

飽和脂肪酸のバターやココナッツオイルは加熱OKです。

特売のサラダ油を買ってた人にとっては、

体に良いオイルの価格を見たら驚異かもしれません。

そのためには、日頃からやめた方がいいと感じているものがあるなら、そこにお金を使わず

少しでも本物が味わえる調味料にお金を掛けていただきたいのです。

オリーブオイルですが、産地をこだわっていただいたいのです。

お勧めはスペインやギリシャ産のエキストラバージンオリーブオイルです。

ある情報によりますと、イタリア産の製品にはかなりの混ぜ物がされているとのこと、お得感があっても避けたいですね。

こんな動画もどうぞ