新しい研究、発表がたえず行われている栄養学の世界。
単に栄養をバランス良く摂るだけでは解決できないことが解かって来ているようです。
そんな中「時間栄養学」が注目されているそうです。
1970年代はエネルギーの摂取量がピークでした。
その後は、減少傾向になっているのにも係わらず、
糖尿病や糖尿病予備軍が増えて来ているのです。
つまり、摂取カロリーが減ってきているのに
生活習慣病は年々増えて来てしまっています。
生活が豊かになっても、様々なストレス社会の中、
更に美味しい物を求めてしまうその欲はどこからきているのでしょうか?
日本人の朝食欠損率が高まって来ていたり、
夕食の時間も21時以降という人が増えているのが問題なのでしょうか?
朝食を食べないと、
体内の「時計遺伝子」が飢餓の危険を感じ、
身体活動を低下させて、エネルギーを脂肪に換えて蓄えるようとするとか・・・
つまり、朝食を食べない人は食べる人に比べますと、
5倍も肥満になりやすいようです・・・
また、夕食の時間が遅い人も脂肪蓄積が高くなり、
太りやすくなるのです。
(3回の食事は腹八分目が前提ですが)
「時計遺伝子」とは、体内時計をコントロールしている遺伝子です。
脳の視床下部をはじめ全身の細胞に存在します。
朝の日差しと朝食により、
消化管や肝臓にある時計遺伝子がリセットされるのです。
また、20種以上ある時計遺伝子の産物の中には、
体内の脂肪蓄積に係わる遺伝子産物があり、
夜10時~午前2時に増える性質があるようです。
つまり、夜遅くに食べることは太りやすいということです。
私たちの身体は。時間帯により分泌されるホルモンの種類や量、
栄養素の吸収率が異なるようです。
「時間栄養学」では何を食べるかだけではなくて、
食べる時間やタイミングを意識する事も大切なんだと解かってきましたね。
私のように60代にもなりますと、
そんなに活動するわけではないので、1日3食はきついのです。
朝は水分を摂り、高カカオチョコレートを1個頂きます。
また、豆乳にバナナと風化貝化石のカルシュウムと青汁を入たスムージーを飲みます。
私にとって朝はまず老廃物を出す時間なので軽くしています。
それから早めの昼ご飯を食べます。
その後、6時~7時位に夕ご飯を頂いています。
「時計遺伝子」のことを知って、
食習慣を整えることは本当に大切なんだと理解できました。
私達は、これからも食について学び続けていく必要があります。
「食の真実」を知って、
健康寿命を少しでも延ばして、
元気に活動できるなら幸せですね。
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