あなたは、白米ごはんと玄米ごはんの違いを意識したり考えたりしたことがありますか。
お米を売ってるコーナーを見ると9割以上は白米で、玄米も置いてはあるけど・・・という程度だったりしませんか。
稲作の歴史は長いのですが・・・
江戸時代に中国から足ふみ式の石臼が伝わり使われるようになると、精米の効率が上がりだしましたが・・・
しかし、その白いお米を食べられた階級の人達は「江戸わずらい」という、今で言う脚気になったのです。
それ以前は臼と杵で搗いていたために今の様な白米とはほど遠い状態だったようです。
そして、戦後になって精米機が開発されると、玄米の持つ栄養がどんどん削ぎ落とされたのです。
白米が当たり前のお米としてもてはやされて現在にいたっているのです。
それでも60年位前はまだまだ白いご飯は貴重?でしたから、麦がたくさん足されたご飯でした。
確かに麦飯は美味しくなくて、真っ白いご飯はあこがれでもあったのです。
今では家庭用の小型精米機も普及して好きな時に搗き立ての白米や分搗米を頂ける様になっています。
「白いご飯」が本当に大好きな人達がたくさんいて、何杯でも食べられる豊かな?時代に・・・そして
米糠(こめぬか)の中の素晴らしい栄養素のビタミン、ミネラル、食物繊維はいつの間にか「蚊帳の外」になってしまっているのです。
*「未病」とは・・・病気になる前の状態です。
しかし、少しの不調や健康診断で引っ掛かる項目が出しまったら、そしてこの時点で病院に行きますとその項目によるお薬が処方されてしまいます。
早期診断、早期治療ということで栄養改善をまず指導してくれる医師に出会えるのなら素晴らしいのですが・・・
普通は次々とその症状を抑える対症療法で済まされてしまうのです。
*「薬で抑えつけても真の改善にはつながらないのです」
近年未病の状態では、まだ薬に頼らなくていいという医師たちが何人も出てきて、栄養改善として食事指導をしてくれるようです。
しかし、時間制限もあり丁寧な指導は受けられないかも知れません。
また、プチ不調が出てきているなら、それに対しての対処療法としてお薬が処方されますが、その症状が一時的に治まればいいのかとも言い切れないのではないでしょうか。
その問題ある状態について、まずはみずからパソコンや本などで原因を調べたりして、今までの生活習慣を振り返ってみることを強くお勧めします。
つまりその問題に出会うことで大切なことに気づくきっかけとなり、自分の食習慣や生活習慣を見直し「後悔して変える」ことになれば、1番重要で必要なスッテプではないでしょうか。
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