フラクトオリゴ糖の効果とお勧め製品をレビュー

フラフトオリゴ糖」についてですが、実は最近(2023秋)知ったのです。

調べてみますと、とても魅力的なことがわかってきたのです。

「糖」の字がついていることから糖質の1種なのですが・・・

構造的には砂糖に果糖を組み合わせたものをフラフトオリゴ糖と呼ばれています。

しかし、砂糖と比べてもカロリーは低く糖質の種類の中でも太りにくいようなのです。

そのために、ダイエットにも効果が期待できると。

また、腸内細菌をも活発にして健康効果を高める「プレバイオティクス」としても期待されているとのことです。

〈プレバイオティクス効果とは〉

ビフィズス菌などの善玉菌を優勢に保つことにより、

年齢、食事、体調やストレスなどにより変化しやすい

「腸内菌叢(きんそう)=腸内フローラ」のバランスが改善されることです。

先日、あるお店で、以前から興味があった「美酢」が特価で売られていたのです。

その成分表示を見ますと、一番表示が「フラクトオリゴ糖」だったのです。

また、この美酢は100%果実発酵酢で果実の美味しさを楽しみ「飲むお酢」ですとの表示もありました。

即、2本購入してしまいました(900ml 希釈タイプ 保存料着色料無添加

まずは、ただのお水で割って飲んでみたのです。(美酢1対水は4)

美味しい、さわやか!

炭酸水でも割ってみたら、更に「さわやかドリンク」が出来上がり・・・超いけるのです。

また、豆乳に少し入れてみたら「豆乳ヨーグルト」になり・・・いけます!

自然由来の糖質

フラクトオリゴ糖はもともと自然界に存在しているものなのです。

つまり、砂糖などの精製した糖と違い、野菜や果物に含まれる自然由来の糖質だったのです。

そのためにヒトの体にもなじみやすく著しい量を摂らなければ、特に大きなデメリットはないようです。

そして、砂糖の甘さを100としたらフラクトオリゴ糖は30~60程度なので、砂糖と比べても半分程度の甘さだと。

お腹の調子を整える腸内細菌のビフィズス菌が増えて栄養の吸収率アップの効果が期待できるとも。

腸内のビィフィズス菌が増えると環境が酸性に傾いてカルシウムをはじめとしたミネラル分の分解が促されることによって、より体内に吸収されやすくなるとの事(ミネラルの吸収促進効果)

つまり、どれだけ栄養満点な食事をしていても、体に吸収されなければもともこもありません。

なんて嬉しい成分で作られた製品なのでしょう!

そして甘酸っぱくてさわやかでいくらでも飲みたくなりますが摂りすぎる必要はないのです。

薄め方にもよりますが、美酢50ml.に対して水200ml.位が良いかも知れませんね。

また、腸内環境が良好な状態になりセロトニン(別名幸せホルモン)がたくさん作られる事で精神面での安定がよりもたらされるとか・・・

そして、このセロトニン、脳ではなくて腸で作られていたのです。

もし、精神的な不安定や鬱の傾向があるのでしたら、腸内でセロトニンがきちんと作られるためにもこの「美酢」はお勧めです。

甘さからできるだけ遠ざかる生活をしている者としては、フラクトオリゴ糖の存在はちょっとしたオアシスになりますね。

是非、フラクトオリゴ糖の摂取を意識してみて下さい。

低カロリー(難消化性)フラクトオリゴ糖のエネルギーは1gあたり約2kcalになり砂糖1gは約4kcalなのです。

ヒトの消化管では消化・吸収されずに大腸まで到達することでセロトニンが作られる満足感と、

エネルギーになりにくいのでカロリー摂取制限にも役立ちますね。

更には、血糖値を上げない(フラクトオリゴ糖は基本的には胃や小腸で分解されずに通り抜けて、大腸までいくので血糖が上がりにくいです)

分解されずに大腸まで到達することで、摂取後も血糖値はほとんど上昇しない、インスリン分泌への影響も認められないとのことです。

これは糖尿予備軍の人には嬉しいですね。

また、最近では食品添加物や悪い生活習慣によるストレスなどで腸内細菌が減っていることでアレルギーの人が増えているようです。

フラクトオリゴ糖を摂ることで腸内細菌が増えたり活性化することで、この腸内細菌によりアレルギー反応をも抑える効果があるのなら本当に嬉しいですね。

その他にも、免疫力(細菌やウイルスなどに対抗する力)を上げる効果も期待できるのです。

また、虫歯の原因にならない

つまり、ミュータンス菌のえさになりにくいとの事です。

また、便臭の改善効果も期待できると。

腸の中には悪玉菌と善玉菌、日和見菌(ひよりみきん)の3種類がありますが、

便やおならの臭いが強くなるのは、腸内細菌のバランスが崩れている証拠です。

善玉菌が増えて、悪玉菌よりも優勢であれば便やおならの臭いが改善されてきます。

臭いで、ある程度腸内環境がわかると言っても過言ではないでしょう。

フラクトオリゴ糖は善玉菌のエサになることで腸内環境が改善されて、下痢や便秘を解消するように働きかける効果があるのです。

脂質代謝の改善もあると。

脂質代謝改善マーカー遺伝子の発現を亢進して、血中コレステロール値が低下するようです。

食材だけで1日のフラクトオリゴ糖をまかなうとなると・・・

  • バナナ:含有量 0.3%/1本100gとしたとき
  • トマト:含有量 0.15%/1個150gとしたとき
  • ごぼう:含有量 3.6%/1本150gとしたとき
  • タマネギ:含有量 0.23%/1個200gとしたとき
  • ニンニク:含有量 0.6%/1玉40gとしたとき

Judith et al., Food Technology;
A PUBLICATION OF THE INSTITUTE OF
FOOD TECHNOLOGIST, 85-89 (January 1994)

やはり食材からは難しいですよね。

ミスターマックスのお店で美酢の他のバージョンを見つけました。

ザクロカラマンシーです。

こちらのお味も楽しみです。