日本の食文化を支えてきたひとつと言えば「お醤油」があると思います。
今回は、日本人の食生活になくてはならない調味料である「醤油」の選び方について調べてみました。
しかし、衝撃的な事実を知ってしまったのです。
つまり、日本の醤油がヨーロッパには輸出できないというのです、
私たちが毎日のように使っている醤油がです!
ええ、どういう事?
なぜ、日本の醤油がヨーロッパでは禁止されているのか・・・
それは、ある危険な物質が入っているとの事なのです。
あなたは、かつて総合商社食品課で食品添加物を売るトップセールスマンだった人で、現在は添加物の知識を活かし、食の安全に関する情報を発信している「食品の裏側」(79万部突破)の著者安部司 先生を知っていますか。
その安部先生はこのように言われています。
「スーパーなどで売っている醤油のほとんどは、昔ながらの製法で作られたものじゃありません」と。
また、「きちんと醤油を作るには、大豆、塩、小麦などを麹で発酵させると2年ほどかかるのです」と。
「その間にはすごいコストがかかる」とのこと。
確かに、お店の棚にはほんの少しだけ「高額な醤油」があります。
本物の醤油は素晴らしいかもしれませんが・・・
安価なものと比べたら4~5倍位高いのです。
つまり、安価な醤油が沢山売られているということは中身より価格で選ばれているからなのです。
では、時間をかけない安価な醤油とはどのように造られているのでしょう。
「その1番早い方法が塩素を使うことなのです」と安部先生は言われています。
ええ、どうして!
塩素って毒ですよ。
劇薬?
でもこれ、日本では食品添加物だそうなのです。
塩酸を使う事で大豆のタンパク質の分解が早まり、醤油が短期間で造れるのです。
そして、その過程では塩素化合物ができるとのことです。
この物質ですが日本では規制がありませんが、発ガン性の疑いがある物質として、国連でも規制されているとの事です。
(https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/c_propanol/)
知らない事は本当に怖い!
だからヨーロッパに輸出した醤油は拒否されて帰えされてきてしまうのだと・・・
なぜなら、EUでは食品の残留塩素の濃度の規制がとても厳しいのです(EUの残留塩素規制は日本の500倍)
でも、日本では規制されていないので普通に売られているのです。
安全な醤油を買いたかったら、やはり裏面の成分表示を見る必要がありますね。
つまり、私達の身近な食品であるお醤油には・・・ヨーロッパでは厳しく規制されるような危険な物質が入っていたのです。
ではどうやって安全な醤油を見分ければ良いのでしょうか?
裏ラベルを良く確認してください。
しかし、本来の伝統的な製法で作られたものはごく一部でしょうけど・・・
食品添加物が使われていないシンプルな素材で造られた製品を多少高額でも購入したいですね。
我が家ではかなり前から「味噌醤油」に関してもこだわって来ました。
スーパーで“は安全な調味料類を選び、無駄なく丁寧に使いたいですね。
「伝統的なしょうゆ」の製法とは?
昔ながらのしょうゆの原料は「大豆」「小麦」「塩」です。
蒸した大豆と炒った小麦に麹菌を加えて、麹を作ります。
麹に食塩水を加えて「もろみ」を作ります。
このもろみを、攪拌を重ねながら発酵・熟成させることで、麹から作られる酵素が大豆や小麦のたんぱく質をアミノ酸に、でんぷんを糖分に脂質を風味に変えるのです。
このもろみをしぼって「生揚(きあ)げしょうゆ」を作り、最後に火入れをしてできあがるのが「伝統的なしょうゆ」です。
できあがるのに1~3年ほどかかります。
この方式を「本醸造」といいます。
時間をかけて発酵・熟成するなかで作られる「複雑なうま味」「多様な甘み」「酸味」「香り」が混じり合い「うま味のある味わい」になるのです。
1年以上寝かせて作られたしょうゆは、微生物や酵素の働きで300種類以上の香り成分が醸し出されるといわれます。
「伝統的な長期熟成の本醸造しょうゆ」はもちろん無添加です。
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