鶏ガラスープの素の話

あなたは中華料理などを手作りするときに「鶏ガラスープの素」を使っていますか?

手作り派の方なら、必ずなくてはならないアイテムが鶏がらスープやブイヨンなどの手軽なおだしです。

専門の料理人なら大きなすんどう鍋に沢山の具材を入れて煮込み、それぞれの料理に必要なだしをとるのです。

しかし、一般の人はそんなことはしてられません。

そこで、その料理に合った必需なお出しを購入するのです。

お味噌汁には和風だしや洋食ならブイヨン、中華なら鶏がらスープの素です。

その中の鶏ガラスープですが、ある時から購入しなくなりました。

なぜなのか!

我が家では鶏の手羽元や手羽先を一旦茹でてからローストして頂くのです。

そのゆで汁は捨ててしまっていたのですが、やはりもったいないかなと思い空き瓶に入れて保管するようになったのです。

ある時、いつも手作りしている麻婆豆腐の出汁を試しに保管していたスープで作ってみたのです。

それを食べた家族は味の違いにはっきりと気づいてくれたのです。

それもいつもの麻婆より本当に美味しいとね!

確かにきれいな自然な味がするのです。

いつもは製品裏の原材料名をチェックしていたのですが、このスープの素だけは使うしかないと見ないようにしていました。

このスープの素の原材料名ですが・・・

デキストリン(国内製造)食塩、砂糖、チキンエキス粉末、酵母エキス、玉ねぎ粉末、たん白自己消化物、チキンオイル、香辛料との記載です。

そのデキストリンですが、いも類やとうもろこしなどのデンプンを分解(低分子化)したものだと。

食品添加物ではなく、一般の食品素材に分類されいるようです。

使用目的は様々で・・・

例えば、適度な粘度を与える、分離を防ぐ、凍結乾燥食品の形状を保つ、粉末食品をサラサラで均一の状態に保つなどの用途があるとのことです。

また、出来たら避けたい酵母エキスたん白消化物なども使われていて、それなりの味や形になるように製造されたものだと良く分かりました。

やっぱり添加物でデザインされた不自然なお味だったのです。

これからも食品の裏ラベルの確認をしてから、購入するようにしていきたいと気づかされた出来事でした。