子供を守る食生活とは

こんな記事を見つけました。

Sunset Yellow may have an adverse effect on activity and attention in children”(この食品を食べると子供の活動や注意力に悪影響を与える可能性があります)

もしスーパーで手を伸ばした食品にこんな表示があったら、あなたはどうしますか?

実はこれ、イギリスのスーパーでは普通に使われてる表示だと。

こんな表示を見たら、やっぱり当然考えてしまいますよね。

(一部の合成着色料を使った食品については上記の英文が表示されているようです)

イギリスの健康意識の高さに「食の見直し」をしている者としては感動なのです。

これを摂取した子どもには多動性行動が見られることがわかったとのことです。

そのために、イギリスの食品基準庁はこの表示を義務化した様なのです。


確かに、こういう表示を見たら、買うことをためらいますね。

日本でもかなり前から発達障害への認識が高まってきていますから・・・

でも、日本にはこのような表示義務などはありません。

ヨーロッパで表示対象となった合成着色料のうち4つ(赤色102号、黄色4号、黄色5号、赤色40号)は、日本でも使用されているのです。

そして、これは子供の大好きなお菓子や清涼飲料水に多く使われているのです

知らないということは怖いことなのです。

「*英サウサンプトン大学のジム・スティーブンソン教授らは、子供を対象とした実験から、合成着色料と防腐剤を含んだフルーツドリンクを飲んだとき、子供の行動に統計的に有意な違いがあることを示しました。」とのことです。

それでは何にを飲ませたらいいのか・・・・

安全なお水や、カフェイン0のお茶炭酸飲料なら甘味ゼロのものです。

また、もし牛乳を水代わりに飲んでいたら止めて欲しい。

牛乳の栄養は子牛の赤ちゃんにとっては良いものなのです。

ある医師が言って見えました。

「大人になっても牛乳を飲む日本人は問題です」と。

牛乳のイメージは「手ごろな価格で簡単にカルシウムが摂れる」と。

しかし、それが間違いだったらどうしますか。

私はこの冊子に出会って変わりました。

美健ガイド社から出版されている「真弓定夫先生の監修シリーズ」の中の一冊(漫画本)です。

ここから理解できたのです。

その中にこんなくだりがあります。

「日本人の腸には牛乳のカルシウムを吸収するために必要なラクターゼという酵素が少ないのです」

「この酵素は大人になると不足してせっかく牛乳を飲んでもカルシウムはほとんど排泄されてしまうのです」と。

そこから豆乳に変えたのです。

その味に慣れるまでは粉末の青汁などを混ぜていましたが・・・

でも、赤ちゃんの時にはそのラクターゼがあるので、もし母乳が出ない足りない時は大丈夫ですと。

「子どもに野菜をちゃんと食べさせたい」と日々お料理を工夫しているお母さんが沢山います。

成長盛りの子供達にはたんぱく質も脂質もビタミンミネラル、そして糖質(食べ過ぎは太らせる)が必要です。

カルシウムに関しては牛乳に頼るのは止めて小松菜、大根の葉っぱ、ひじき、昆布、わかめ、切干大根、煮干しなどから牛乳の何倍ものカルシウムを摂って頂きたいですね。

しかし、子どもの多くが苦手とするのが「野菜」です。

色んな野菜を食べて欲しいと食事を準備してくれているお母さん・・・

残念なことに…日本の野菜の栄養価が年々減ってきているというデータがあります。

文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、1950年と比べると2000年の野菜は栄養価が6~10分の1くらいに減っていると

その原因の1つは農薬や化学肥料による土壌汚染とも言われています。

また、これだけではありません。


今のお店には、ハム、ソーセージ、インスタント麺、練り製品、お菓子、清涼飲料などの「加工食品」で溢れているのです。

私たちが日常で当たり前のように食べているこれらの食品ですが…

実はここに含まれている“食品添加物たち”が、野菜などから摂取した栄養素(ミネラルなど)と結合して、体外に持ち出されてしまうというのです。


せっかく栄養バランスを考えても、様々な理由で十分な栄養を摂ることが難しくなっている日本の現状があるのです。


一体、どうすればよいのでしょうか。

まずは身近なところで、お菓子や飲み物を見直して、加工食品(原材料が見えなくなっていて混ぜ物が多いもの)から遠ざかってみてください。

つまり「良くないものを避けることから始めるのです

そして3度の食事を丁寧に出してあげられたのなら家族の体調が変わる事でしょう。

手間暇がかかりますが、医療に頼らない生活が出来ていくことでしょう。

「命ある食べ物の力を知ってほしい」と「子ども食堂」の運営を開始されたある方のお話です。

お菓子、ジュース、加工食品が大好きな子どもたちに、畑で採れた野菜や天然だしなどを使った料理を振る舞ったところ…

・不登校の中学生がみるみる元気になり、晴れて高校に進学

・毎日学校から電話がかかる“問題児”の男の子が、笑顔でお母さんの手伝いをするように

・摂食障害で入院寸前の女の子がご飯を食べられるようになり無事進学できた。

というように驚くような変化があらわれたとのことです。

自然本来の栄養を摂れば、子どものメンタルは良くなる」との希望をもって「食の見直し」を一緒に続けて行けたなら嬉しいですね。