人間は嗜好的な部分が強い生き物かもしれません。
好きになってる物はなかなか止められないのです。
そこを変えていくことは、かなりの努力と意思とエネルギーがいるかもしれません。
特に「食べることが大好きな人」はとても自分の好みが強くてなかなかそこから抜け出せません。
しかし「偏った食事」では後々病気がやってくる可能性が高いのです。
アレルギー(花粉症なども)やアトピーなど、すでに変調のある人、または持病がはっきりある人や、健康診断で要観察などの項目がでてしまっている人は・・・
本気で考え直す必要があります。
また、確かな専門家に相談して具体的な方法を実践していく必要もあります。
しかし、もっと大変なのは健康問題で困ってない人です。
一見元気そうな人です。(予防をいつも心がけている人は別ですが)
つまり、体に対してプチ不調があったりしても、特に悩んでいない人です。
(頭痛や便秘などは薬でさっさと解決してるなど)
そんな人は、本気で改善方法を探したり求めたりしていないのではないでしょうか。
例えば、その体型から明らかに問題があるように見えたとしても本人に、問題意識がなければまわりは何も言うことが出来ません。
そして言おうものなら、かえって嫌がられてしまうのです。
でも、不調や老化を少しでも感じるのなら・・・
まずは主食の見直しから始めてみましょう
一番のおすすめは玄米ご飯にすることです。
しかし、いきなり玄米食には抵抗があるという方は、白米に雑穀米を入れて炊く方法から変えてみてください。
(家族の意見を尊重して少しずつにする必要があるかも知れません)
生まれてこのかた白いご飯しか食べたことのない人にとって突然変えられるのは驚異かもしれません。
でも実際に、50年以上も前から、玄米の栄養を知ってその病から逃れたくて積極的に玄米食にしている人達もたくさんいるのです。
そんな人達も最初は戸惑ったに違いありません。
または「玄米食を出してくれる自然食レストラン」で玄米ご飯を体験してみることもおすすめです。
私も若い頃、家族の食事を作る担当だった時「食と健康」の関係を知ってからは、ただ美味しいだけの料理を作ればいいという考え方に疑問が湧き、そこから何十年と学び工夫をしてきたのです。
つまり、本当の意味で理解でき実践できるようになるにはとても時間が掛かるのです。
少しずつ変えていけたら良いのです。
それがいつの日か自然な習慣になっていき「食」を通して家族の関係が深まっていくことになっているかも知れません。
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