「玄米ご飯」を知ってはいても食べたことがない人が多いのではないでしょうか。
「白米」の字を反対にすると「粕」という字になりますが、
家庭の精米機で玄米を精米してみると、
かなりの量の糠(ビタミンやミネラルの宝庫)がそぎ落とされ
その量に驚かされます。
お店で白米を買ってきただけでは気づかないのですが、
良くもこんなに栄養を捨ててしまっているんだと、
もったいなかったとの罪悪感が起こります。
*玄米ですが、できたら無農薬、無肥料栽培の農家さんのものを選びましょう。
(価格は高いですが、白米ほど量を食べませんので)
前準備として、
冬季なら2日間玄米を軽く洗いひたひたの良い水に浸けておきます。(夏季は1日位)
つまり(ほんのちょっとだけ芽を出させて発芽玄米にします)
夏季なら半日~1日位です。
なぜ「発芽玄米」にするのか?
それは、発芽の時に眠っていた酵素が活性化するので
玄米より栄養価が断然高くなるからです。
また、腸内環境を整える食物繊維、
サビから身体を守るビタミンEやGABA(ギァバ)も豊富に含まれているからです。
つまり、中性脂肪や基礎代謝にかかわり、
体脂肪の付きにくい身体にしてくれるようです。
そして、血管の老化予防やLDSコレステロールにも効果的との事で、
いいことだらけです!
圧力鍋で炊きますが・・・
(昔からの圧力鍋又は土鍋で。最近では電気圧力鍋が出てます。
電気が楽ですが、美味しさはガスで炊く方かもしれません。)
水に浸してあった玄米を一旦ざるにとります。
圧力鍋に入れ、玄米3カップに対して水を3カップ半強位入れます。
そしてスイッチオン!
ガスで炊く場合は沸騰したら、弱火にして10分位炊きます。
(私は冷めても美味しく食べたいので軟らかめに炊きます)
出来上がりましたら、茶わんに盛り黒ゴマ塩をかけて頂きます。
ひとくち口に入れたら箸を置いて30回〜50回程噛みます
(沢山噛むことが玄米食の醍醐味なのです!)
必ず、必ず良く嚙んでください。
土鍋での玄米ごはんの理想的な炊き方は下の動画でごらん下さい。