さあ、玄米食にチャレンジしましょう。
1、玄米の選び方
一般にお店で売られている玄米は白米よりは少し価格は高くなります。
(玄米ご飯ですと食べる量が減ります)
理想は、無農薬、無肥料の自然農法で、自然乾燥または天日干しの作り方をしている玄米(発芽する生きたお米)がおすすめです。
そのためにどうしても価格は白米の2~3割高くなります。
ちなみに、価格については私も最初は悩みました。
しかし、玄米になりますと白米の時の半量しか食べなくなります。
(玄米ご飯の食べ方は一口30~50回咀嚼します)
本物玄米に納得するのに少し時間がかかりましたが、副食や嗜好品などの購入の仕方が変わっていくなら経済的な負担も感じなくなります。
そんなこだわりの玄米を、毎年毎年心を込めて育て、製造して下さる農家さんには本当に感謝で一杯です。
またそのお米一粒一粒を大切に思い、しっかりと良く嚙んで頂ける様になりました。
2、玄米ご飯の美味しい炊き方
まずは発芽玄米にしましょう。
なぜなら、発芽させることで眠っていた酵素が活性化するため、玄米より栄養が断然高くなるからです。
そのために、発芽させる手間暇はかかりますが、その分柔らかく炊けて、食感が断然違ってきます。
前準備として冬季なら2日間、夏季なら半日~1日、玄米を軽く洗い水に漬けておきますが、その間水が濁るなら取り替えます。
電気圧力鍋(玄米モード)か普通の圧力鍋を使います。
浸していた玄米をざるに上げ、鍋に入れたら、玄米3カップに対してでしたら水は3.5カップを入れます。
電気鍋ならおまかせですが・・・
ガスなら沸騰したら弱火にして12分位炊き、火を止めて10分程蒸らし出来上がりです。
お茶碗に盛ったら、ご飯の友として黒ゴマ塩(すり潰した黒ゴマに自然塩を入れて作る)をかけて一口30~50回噛んで召し上がってください。
ご飯茶碗1杯は食べられなくなるでしょう。
しかし、血糖値の上昇の仕方ですが、お米に関しては白米と玄米の違いはありません。
つまり、どちらも同じような急上昇して急降下をします。
そのために玄米ご飯にしたら良く良く租しやくして少量での満足感が大切になります。
3.玄米ご飯の保存方法ですが・・・
玄米ご飯の1回に食べる量は、ご飯茶碗軽く1杯です。
3カップ炊いたとしても余ります。
残ったご飯は、1回分の量をラップで包みそれを保冷してください。
(3日は持ちます)もしくは、冷凍保存にします。
消費の仕方にも寄りますが、1日1回から3日に1回炊く位です。
温めや解凍は電子レンジが簡単ですが、電磁波を避けたいのでしたら、小さな蒸し器で蒸してください。