昔むかしの映像などを見ますと、貧乏な人達はみんな痩せていました。
その反対に裕福で働く必要がない人は、年とともに太っていたりするのです。
活動量が少なくてたらふく食べたら、当然体はカロリーを消費出来ないために、脂肪となって厚みのある体になっていきますよね。
しかし、現代では、そうとは言えなくなってきているようです。
つまり・・・今は
貧しい人ほど太りやすく、裕福な人ほど痩せ型が多いという傾向になって来ているようなのです。
なぜ貧しいほど肥満傾向にあるのか、その理由は2つあります。
1つは貧しさから、過食に走りやすいこと。
いつ食べられるかわからないという恐怖感からか、つい食べ過ぎてしまいやすいと考えられます。
そしてもう1つは、安くてお腹いっぱいになる食べ物というと、どうしても炭水化物になってしまうのです。
つまり、糖質は血糖値の乱高下を起こします。
そうなると別名肥満ホルモンと言われているインシュリンが多く分泌されますので、糖質過多では肥満細胞のもととなってじわじわと太っていくのです。
それに対して裕福な人はと言えば、ヘルシーで太りにくい食品を選ぶことが出来るのです。
例えば、良質なたんぱく質を豊富に食べらますと、血糖値の乱高下がないためにインシュリンの分泌は少なくて済みます。
そのために体に脂肪がつかないのです。
また、ヘルシーな食品などは価格がやはり高めなのですが、裕福な人はそれらを容易に手にいれやすいのです。
それによって、良いスタイルがキープされていると考えられるのです。
やっぱり、量ではなくて質をしっかりと覚える必要がありますね。
そして、癌や、糖尿病、認知症などの予防や健康寿命を延ばすためにも「食の見直し」を考えていきたいですね。