「異性化糖」も避けよう!

暑い日が続きますと多くの水分補給が必要となります。

そのため、あなたは毎日どんな飲料水を選んでいますか?

お店に入ると直ぐに目に入るのが手頃な様々なドリンク類です。

市販の清涼飲料水やジュースですが・・・


最近、「果糖ブドウ糖液糖」や「異性化糖」と呼ばれる甘味料が頻繁に使用されているのを知っているでしょうか。

これらは、デンプンを化学的に分解し、さらにブドウ糖の一部を果糖に変換することで作られた人工的な糖類なのです。

異性化糖ですが、とても強い甘味を持っています。

またとても安価で大量生産が可能なため、今では様々な製品に使われているのです。

しかし、これらの糖類は、自然な果物に含まれる果糖とは全く異なるのです。

そのためにも、異性化糖が私たちの体へ及ぼす影響を知ることはとても大切なのです。

この1,2年ですが、製品のラベルチェックをしていると砂糖ではなくて「果糖ブドウ糖液糖」や「異性化糖」の表示がとても多くなっているのです。

それは、安易な美味しさと安価を追求する企業側のなせる業なのでしょうか。

 ≪果糖の代謝と健康への影響≫について調べてみますと・・・

果物に含まれる果糖は、食物繊維と一緒に摂取されるため体内でゆっくりと吸収されるのです。

そのため、血糖値の急激な上昇や内臓への負担が少なく比較的健康的だとされているのです。

しかし、異性化糖に含まれる果糖は高濃度で吸収が非常に速いのです。

その結果、体内で果糖が過剰に存在すると、次のような健康リスクが高まるとのことです。

1. 肝臓への負担
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果糖が大量に肝臓に流れ込むと、肝臓はこの果糖を脂肪に変換しようとするのです。

その結果、脂肪肝中性脂肪の増加が引き起こされると。

この習慣が長期的になっていく事で、メタボリックシンドローム心疾患のリスクが高めるられていくことになるとのことです。

2. 腸内環境の悪化
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異性化糖が腸内に過剰に存在することで、腸内細菌のバランスが崩れ、特に「酪酸産生菌」と呼ばれる有益な菌が減少するそうです。

これにより、腸内環境が悪化し、消化不良や慢性炎症を引き起こす可能性があるとのことです。

3. がんのリスク
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動物実験では、異性化糖の過剰摂取が大腸にポリープを形成し、これが悪性の大腸がんに発展するリスクがあるとのことです。

それらの予防のためには、やはり良いお水が一番かも。

昨今、調べてみれば見るほど、異性化糖はさまざまな食品や飲料に広く使用されているのが見えてきました。

例えば、エナジードリンクや甘味の強い清涼飲料水、さらには焼肉のタレやドレッシングにまで含まれているのです。

これらの製品を知らずに摂取することで、多量の異性化糖が私たちの体に入り込んでしまうのです。

異性化糖の摂取を避けるためには、まずは食品や飲料の成分表示を確認する習慣をつけることが最重要でしょう。

「ブドウ糖果糖液糖」や「異性化糖」が含まれているものは極力避けて、自然の果物や甘味料を使用した食品を選びたいですね。

また、日常的に甘味の強い飲料を摂取するのではなく、水やお茶(カフェイン0)など体に負担をかけない飲み物に切り替えることです。

それにより、脂肪肝や腸内環境の悪化、大腸がんのリスクを高めることから逃れましょう。

これらのリスクを避けるためには、やはり成分表示をしっかり確認し、できるだけ自然な食品を選ぶことが大切です。

病気の予防や体の不調、改善のためにも「食の見直し」がとても重要になってきています。

まずは身体に良くないものを避けていくことです。

それから、身体によい食材をチョイスしで調理していきましょう。