あなたは今、何を信じて体のケアをしていますか?
今の世の中はあまりにも「情報」が溢れすぎていますよね。
たとえば食事療法にしても、ある先生は「一日一食」がいいと言われるし、他の先生は「しっかり3食摂るべきだ」という。
また、「お肉は食べ過ぎるな」といい、他の情報では「野菜に含まれるあるタンパク質が腸を傷つける」と。
いったい、何を信じたらいいのか迷ってしまう・・・
その答えは・・・
全て正しいようですが、全て100%正しくはないのかもしれません。
人には個体差があり遺伝子で受け継がれた体質も暮らし方もそれぞれ違うのです。
有名な先生が奨めている方法も、合うか合わないかはある程度試してみて、自分自身で判断するしかないのかも知れません。
でも、自分にいちばん最適な方法を見つけ出せたらいいですよね。
「この世にあるもので薬にならない食物はない」とアーユルヴェーダでは教えているのです。
同じように、役に立たない健康法もないのかもしれませんね。
あなたが今まで取り組んできたことや、お仕事として蓄積した知識もスキルも、全てはあなたの血となり肉となり役立っているはずです。
ただ、人によって最適な方法が違っていたりするのかもしれませんが・・・
ある人にとっては良い食物も、別の人にとっては毒になることもあるのかも・・・
そして、絶対にこれは食べてはダメ、これは絶対にいいということもないのかもしれません。
時間やタイミング、環境によっても 違ってくるかも知れないのです。
ベストな選択をチョイスできるのが「生命の科学と言われるアーユルヴェーダの智慧」と言われているとの事。
つまりは、人の体質や、体調、個性をしっかりと見る事でその時その人に必要なものが見えてくるようなのです。
では、その答えをどこから見つけられるのでしょうか。
それはあなたの内側から見つけられると。
私たちが感じている体調は毎日違うはずです。
「朝から なんとなく体が重だるいな」
「喉がカサカサするな」
「お腹が全然減らないんだけど…」
「お肌の調子がいまいちだな」など。
感じているそのプチ不調は、体内のバランスの軸がズレていることを知らせる貴重なサインなのかも知れません。
そのサインを見逃さず、体と心の声を聴くことがアーユルヴェーダの始まりなのだと・・・
アーユルヴェーダを使いこなせると、今の体調とライフスタイルから体のエネルギーのバランス状態を知ることができるようです。
バランスが整うのなら、またその不調が解消されて再び快適な体が戻ってくるのでしたら嬉しいですね。
そして、普段感じている不調を諦めることはないかもしれません。
そして、これによって未来の大きな病気を防ぐ予防という大きなメリットに繋がっていくのなら本当に嬉しいですよね。
私たちは、病気が発症したり、自分で対処できなくなった時に病院に行きます。
普通の病院では、その症状に対しての西洋医学にもとづいた治療や薬剤投与をしてくれるだけなのです。
しかし、病気とは明確な一線がなくグラデーションがあってだんだんと病気になるのではないでしょうか。
現代病と呼ばれる糖尿病や心疾患、脳卒中、認知症などの生活習慣病は私たちの普段の暮らし方が原因で起こってきているのです。
検査の結果数値に異常が出た時ではなく、その体内の変化はずっと前から始まっていると考えられるのです。
やはり、食事の摂り方や生活習慣、ストレスの蓄積が体内のバランスを崩している・・・
時間が掛かってでの出来事と思われます。
つまり、私たちの不調は黙ってそれを放置していた結果なのかもしれません。
アーユルヴェーダでは、疾患の症状が発症するまでになんと7段階もの進行過程を分類しているのです。
現代医学で病気と診断されるのはこの6段階以降のことです。
アーユルヴェーダでは病が発症する前の段階(中医学で言われる未病の状態)から、適切に改善するアプローチを大切にしている方法なのでした。
こんなにも進んだ予防医学的な考え方が、5000年も前に発祥したアーユルヴェーダにあったこと・・・
本当に驚きです。
しかし、人類学的に遺伝子の仕組みは5000年程度では大きく変わっていないようなのです。
アーユルヴェーダが伝える健康法の本質は今でも十分に通用するどころか、西洋医学の証明しきれていない点を補う事になっていくかも知れません。
これが、アーユルヴェーダが医学を超えた“生命の科学”と言われる由来とか。
東洋最古の伝統医学と言われるアーユルヴェーダは、21世紀を生きる我々が求めている予防とセルフケアのニーズに合っているのかも知れません。
専門のサロンに行きオイルマッサージを受けるようなイメージが強いようですが・・・
日常の生活シーンにすぐ取り入れられる「セルフケアメソッド」が沢山あるようです。
アーユルヴェーダにはカラダの不調を解決し、未来の病気を予防し、見た目も若々しく、喜びと活力に満ちた毎日を送るためにも学んでいく必要があるかも知れませんね。
そして、アーユルヴェーダライフを続けると、感覚が研ぎ澄まされて自分をちゃんといたわって愛することができるようになるとか。
今、病気が発症してから病院に行き、対症療法を受けるのは賢い選択ではないと、世界中の人達が気づいて来ています。
治療医学や薬剤処方に偏り過ぎた西洋医学から逃れて「自分の健康は自分で守る」という人はこれからも増え続けていくでしょう。
これは、もう歴史の流れかも知れません。
日本政府の試算で ヘルスケア産業の事業規模は2030年に37兆円になると言われています。
また、2040年までに100兆円までマーケットが膨らむとの予想もあるとか。
つまりは、いくら科学が発達したとしても、様々な病がなくなってはいかないということなのでしょう。
先ずは、体にとって良くないものを極力入れないように・・・
またその次に体に良い食物を入れていきたいですね。
やはり「食の見直し」から始めて、是非予防していきましょう。