あなたは、 食品の裏に書かれている 成分表示を気にしているでしょうか。
例えば、好きだからとスーパーで何気なく カゴに入れているハムなどの加工食品ですがその裏側を”ちゃんと” 見たことがありますか?
おそらく、こんな文字が 並んでいるはずです。
・豚肉 ・大豆たんぱく ・卵白 ・カゼインナトリウム(乳タンパク) ・食塩 ・亜硝酸ナトリウム ・L-アスコルビン酸ナトリウム ・コチニール色素 ・ポリリン酸ナトリウム ・ピロリン酸ナトリウム ・グルタミン酸ナトリウム ・たんぱく加水分解物 ・ポークエキス ・加工でんぷん ・増粘多糖類 と書かれているでしょう。
メーカによって 若干の違いはあるものの、 豚肉や卵白、食塩以外の ほとんどが添加物なんです。
「ハム」だけでも、 こんなにもたくさんの 添加物が使われている のです。
聞いたことのない字列が並んでいて、本当に驚いてしまいますよね。
実は、日本は世界でトップクラスの添加物大国 なんだとか・・・
つまり、 海外では禁止されているような、 がんや白血病の原因となりうる 危険な添加物も日本では使用が 認められているのです。
例えば、「ハム」に入れられている亜硝酸ナトリウムですが、 大腸癌にも関係があると WHOが公式に発表しているのです。
添加物大国の日本で 何気なく食品を選んでいると、 知らず知らずのうちに 次々と「危険な添加物」を口にしてしまうことになるのです。
食や健康に対して 意識の高い人は注意して選べていると思うのですが・・・
実は「一括表示」 という言葉もあるのです。
食品の成分表示において、添加物の表示方法のひとつとして 同じ目的で使用している添加物であれば まとめて表示できるのです。
例えば、 近年成分表示で よく見かける食品の保存のために 使われている「pH調整剤」ですが・・・
どんなものなのか、 あまり深く考えたことは ないかと思います。
実は、 この「pH調整剤」ですが ひとつの添加物の名前ではなく、いくつかの添加物の 集合体のことだったのです。
この中に含まれるのには「クエン酸ナトリウム」 「酢酸ナトリウム」 「フマル酸ナトリウム」 「ポリリン酸ナトリウム」など 4~5種類も含まれているのに一括表示にされてしまうのです。
成分表示に4つも5つも 添加物が並んでいたら 気持ち悪くなって、 買うのを避けてしまいますからね。
まさに、そう感じる消費者の心理を利用してか、 同じ目的の添加物をまとめて ひとつの添加物のように 表示できるのが「一括表示」だったのです。
あなたの冷蔵庫の中に「pH調整剤」と書かれた 食材はありませんか。
是非チェックしてみて頂きたいです。
他にも、添加物を 少なく見せるための表示の 「抜け道」 が日本にはいくつもあるようなのです。
今まで特別気にしないで買っていた食品や 調味料類ですが本当に 安全なのでしょうか?
農薬や添加物、 遺伝子組み換えや、 畜産の実態、 安全な食材の選び方から安全な調理法まで 知ることは、家族を守るためには大切ではないでしょうか 。
我が家はハムや焼き豚が食べたかったら「ゆで豚」を作ります。
焼き豚にするのなら出来上がったゆで豚をたれ(醤油とみりん)で絡めて作ります。
その自然な味を家族はとても気に入っているのです。