日本料理(和食)ってヘルシーなイメージがありますが、
その料理法によってはそうではないことを知ってましたか?
たとえば、すき焼き、肉や魚の照り炊き料理などですが・・・
以前は何んの疑問も持ったことがありませんでした。
しかし近年「糖質制限食」を知り「終末糖化物質」について知ると、
今までの栄養学は何んだったのかと考えてしまいます。
特に「終末糖化物質」についてですが、知ったのは最近のことです。
つまり、魚や肉などの蛋白質を糖と一緒に加熱するなら
「終末糖化物質」が出来るというのです。
蛋白質である肉や魚の味付けに甘さは、
やめたほうがいいということになります。
老化を早めたくなければ、違う料理法をする方がベターなのでしょう。
果糖(いろんなフルーツ)も蛋白質と結びつくと
「終末糖化物質」を増やして、
老化の重要な原因となるそうです。
ちなみに、牛丼や肉じゃが、魚の煮付け、
小麦の蛋白ではホットケーキやドーナッツなどもNGなんですね。
粗製糖や本みりんで味付けしたとしても良くないことになるのです。
恐るべきはやっぱり「糖」です!
*どんな料理にしたらいいのでしょう。
おすすめ料理法ですが、
すき焼きではなくてしゃぶしゃぶにするのです。
照り焼きにしないで、塩こしょうでシンプルな味付けにする。
または、お肉を丸ごとボイルするのです。
蒸し料理もいいですね。
つまり、砂糖などの甘みを使わなくていい料理法にするのです。
老化の原因は「糖化」と「酸化」なのです。
糖質の摂りすぎは血糖値を上げます。
それが続くと身体の中で余分なぶどう糖が蛋白質と結びつきます。
そうすると、茶褐色で硬い「終末糖化物質(AGE)」が発生するのです。
AGEは糖化した蛋白質から発生した悪玉物質とのこと。
これが身体のあちこちに溜まると老化が進みます。
その度合いは身体の「酸化」よりも強力なようなのです。
悲しいのは、AGEが一度作られると元に戻らないようで、
どんどん体内に蓄積されてしまうとのことです。
とにかく、老化を早める一番の原因が「糖化」だったのです。
ますます本気で甘いものを遠ざける決心が必要ですね。
老化なんて自然な現象で仕方がないことだと思っていましたが、
このメカニズムを知ったら「食習慣」の改善で、
いくらでも老化を遅らせられるのです。
*こんな経験がありました・・・
15年位前でしょうか、
施術のお仕事で出会ったお客さんですが、
その女性は日本人ですがアメリカにずっと暮らしている人でした。
80歳だと言われるのですが、
とても若々しくてどう見ても60歳位にしか見えないのです。
その方はこう言われました。
「私は、母の影響でお砂糖を摂ったことがほとんどありません」と。
私はその言葉に強い衝撃を受けた事を、いまだに忘れられません。
その時の私は肉体労働で疲れると、
どうしても直ぐにエネルギーになるものを良く口にしていたからです。
それから、何年かたってしまいましたが、
私は、本物の高カカオチョコレートに出会い、
白砂糖の怖さにようやく気づきました。
自分から「食の真実」を知ろうと調べ始めました。
知ってもどんどん出来ない自分がまだまだいますが、
でも確実に舌の好みが変わりだしています。
こんな動画もどうぞ。