最近、人の名前が出てこない。」
「物忘れが増えた気がする。」なんて事がありませんか。
年齢を重ねると、このような変化を感じる人が増えてきます。
しかし、脳も身体の一部なのです。
毎日の食事や生活習慣によって、その働きを守ることができるのです。
認知症は一日で起こるものではありません。
長年の生活習慣の積み重ねが、未来の脳をつくります。
今回は、脳を元気に保つための「10の食習慣」をご紹介します。
① 朝食を抜かない
脳は寝ている間も働き続けています。
朝はエネルギー不足の状態なのです。
ご飯や味噌汁、卵などを食べて、脳にしっかり栄養を届けましょう。
② 良質なたんぱく質を毎食食べる
魚、卵、大豆製品、肉などは、脳の神経伝達物質を作る材料になります。
毎食少しずつ摂ることが大切です。
③ 青魚を食卓に
サバ、イワシ、サンマ、サケなどに含まれるDHAやEPAは、脳の細胞を健康に保つ働きがあります。
週に2〜3回を目安に取り入れてみましょう。
④ 色の濃い野菜を毎日
緑黄色野菜には、脳を老化から守る抗酸化成分が豊富です。
「今日の食卓に、あと一品野菜を。」
そんな小さな積み重ねが未来を変えるのです。
⑤ 発酵食品を味方にする
腸は「第二の脳」とも呼ばれています。
味噌、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品は、腸内環境を整え、脳にも良い影響を与えると考えられています。
⑥ 甘いものは「ご褒美」に
お菓子やジュース、菓子パンなどを毎日食べる習慣は、血糖値を大きく変動させます。
甘いものは特別な日に少しだけ楽しむくらいが、身体にも脳にも優しい選択です。
しかし、何かの持病がある人は極力避けましょう。
⑦ 良い油を選ぶ
揚げ物や加工食品に多い油ではなく、魚やナッツなどに含まれる良質な脂質を選びましょう。
油は脳の細胞を作る大切な材料です。
⑧ よく噛んで食べる
噛むことは脳への刺激になります。
一口ごとにゆっくり噛むだけでも、脳は活発に働き始めます。
⑨ 水分をしっかり摂る
高齢になると喉の渇きを感じにくくなります。
軽い脱水でも集中力や記憶力は低下しやすくなるのです。
こまめな水分補給を心がけましょう。
⑩ 「美味しいね」と言いながら食べる
一人で黙って食べるよりも、誰かと笑顔で食卓を囲むことは脳への大切な刺激になります。
食事は栄養だけではありません。
会話や笑顔も、脳にとって大切な栄養なのです。
最後に
私は69歳の時から食生活を見直しました。
甘いものや加工食品をできるだけ減らし、自然の食材を大切にする暮らしを続けています。
その中で実感したことがあります。
身体は食べたもので作られます。
そして今、こう思います。
脳もまた、毎日の食事で育てられる臓器なのです。
今日の一食が、10年後、20年後の自分への贈り物になります。
できることから一つずつ始めてみませんか。
